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2008年4月25日 (金)

どこまで?

 ボランティアで人と接していると、相手が困っていることが段々見えて来ます。自分がお手伝いできる範囲を超えている部分で困っているようだ、とわかることもあります。
 それを解決できるような専門機関を紹介できるように、情報を仕入れておく気構えでいた方が良いと、ボランティア講座では教えられました。DVで悩んでいるなら、法律系の無料相談を紹介するとか、そういった形で、情報の窓口になってくれる相手がいるだけでずいぶん違うはずだ、と。
 けれど。
 子どもが相手だと、専門機関紹介で済む問題とは違うと、実感することが増えました。
 例えば、真面目に勉強しようとしない相手を、一体どうすれば? と。こんなの、どこに相談相手がいるというんでしょう。
 学ぶことを面白いと思えない子どもに、何ができるのか? まして、相手は日本語が不得意だから、何かを私に訴えたいのだとしても、それがうまく言えなくて、フラストレーションがたまっているのだと伝わって来たりもするのに。
 真面目な子ども以外は面倒みませんよ、と、突き放すのもひとつの方法だとは思うのです。真面目に学ぼうとしているけれども言葉で難儀している子どもの相手をするだけでも、いっぱいいっぱいではあるし。
 でも、どうしてその子が学ぶことに興味を持てないのか、その原因を知らずに、ただ排除するような形になって良いのか? という疑問が。その子だって、母語で学習しているのであれば、楽しめたのかもしれないのです。
 じゃあ、私に何ができるの? ……というか。
 どこまで面倒をみるつもりなのよ、私? という自問自答状態に。
 「実力もないくせにうだうだすんなよ。真面目な子の相手しかできませんって言っちゃえよ」と、心の中で声もします。
 けれど、それの流れに乗って行ったら、私は、きっと、今よりもっと自分が嫌いになる、気が。
 私の目標はいつも「今の自分が一番好きだ」と言える人生を送ることで(昔の上司の奥様のモットーだそうで、それを聞いた時にとても感動したのです。そして、そんな奥様を尊敬していた上司のことも、素敵だと思ったのです……が、今は離婚されたそうだ、という悲しいオチ)、その目標から遠のくだろうと思えるような道って……、と。
 そんなことを思っても、できることしか出来ないのに。
 じゃ、私に何ができるのよ? というループ。
 自分で自分を何かに追い込んでいる気が、してます。どこに追い込んで行くのか、よくわからないけれど。

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