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バレエに台詞を勝手に入れるのは楽しい

 今日の夜は何も見たいテレビが無くて、なんとなくNHKのバレエ番組に。白鳥の湖をやっていて、曲は有名だけど舞台としての流れなどは見た事がなかったのです。
 思っていたよりも序曲が長い気がするとか、本物の白鳥(機械仕掛け??)が出て来るとは思ってなかったとか、いろいろ発見があって面白かったです。
 でも一番楽しかったのは、登場人物に勝手に台詞を作ってみること(笑)。
 花嫁候補の姫君たちが沢山出て来て王子の前で舞うのですが、王子は白鳥にされたオデット姫に心を奪われているので、ちっとも関心がわかないというシーンのあとで。王子の母(実母じゃないかなあ、たぶん)に「愛の告白として花束を渡しなさい、ほらほら!」みたいなシーンがあり。でも王子は誰にも渡さないのです。
そこで「まあ、こんなにも多くの姫君を集めたというのに、どうしてなの。あなたはよほど面食いなのね。わかるわ、お父様もそうだったから。けれどお父様はわたくしを一目見た瞬間にわかってくださったの。そうね、あなたにもそういう相手がきっと見つかるんだわ」と勝手に台詞を作ってみました。
その後、悪魔の娘オディールが出て来ると、オデット姫と勘違いした王子が大喜びになるので「あら、なんだか野性味あふれる姫ね。そう、あなたはああいう姫が良いのね。わかるわ、お父様もそうだったから」とか、段々母親の心境がカオスになったり(^^;)。
バレエはポージングそれぞれに意味が込められているというようなことを昔読みましたし、詳しい人には「この振り付けってことはこの時の感情はこうなんだな」とかってわかるのでしょうね。でも何にも知らずに見ていても、台詞が無い分自由に楽しめるなあなんて思いました。
もっとも勝手に台詞をつけるってのは、自宅でテレビを見ながらでないと楽しめない方法ですが。劇場でぺちゃぺちゃしゃべっていたら、周りの迷惑ですもんねえ。

むかし、ヨーロッパをひとりで旅行していた時に出会った日本人のお姉さんが、オペラは言葉がわからないと辛いけどバレエなら言葉無しにわかるから、観に行くならバレエがいいよと薦めてくれたことを思い出しました。連絡先を教えていただいたはずだけど、帰国してから一度も連絡しないままになってしまったなあ。今でも元気にしておられるでしょうか……。

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